皆さんこんにちは。
本日1/18、明日19日は大学入学共通テストが行われます。高校三年生が全国651箇所の試験会場に分かれて今まさに試験をしている最中です。
私は9年前に当時でいうセンター試験を受けました。そのセンター試験で思ったような力を発揮できず志望校は不合格。1年間浪人をさせてもらい翌年のセンター試験、その後の二次試験を突破し志望校に合格することができました。
1年目のセンター試験での失敗は当時はかなり落ち込み、トラウマのようになってしまってその後の浪人中にも「またあんな失敗をしてしまうんじゃないか」といった思考に囚われながらそれを必死で取り払うように参考書に向かっていました。
現役時代
思い返すとセンター試験の一週間前に急に不安になったのか、新しい参考書に手を出しどれも中途半端になってしまっていました。その結果、結局何を復習すればいいのか、広い出題範囲の中で自分は何が苦手なのかそれすらもわからなくなり不安だけが残り本番を迎えることになります。
センター試験当日も今までやってきたこと以上の力を出そうと変に気合が入っていて、空回りしていたのかもしれません。自分に過剰に期待をかけて結果普段の力さえも出せていなかったと思います。
浪人時代
現役時の失敗を活かして、私は浪人でのルールを決めました。
①毎日10時間の勉強を続けること
②1つの問題集や単語帳をやり込むこと
③わからない問題や間違えた問題を一冊のノートにまとめ、試験前はそれを見返すようにすること
私は毎朝起きると今日やることをスケジュール化し、1日の勉強量が最低10時間となるようにして後はそれをこなす、という生活を続けました。なぜ10時間なのかというと無理のない範囲で続けることができると思ったからです。午前中に3時間、お昼ご飯を食べてから5時間夜ご飯を食べて寝るまでの2時間、これで10時間ですので休憩を入れたりしても十分余裕があったと思います。
もちろん、10時間以上勉強をしていた日もありましたが、私はこれをクリスマスだろうが正月だろうが休みなく続けました。
そしてこの継続が思いがけない効果をもたらしました。試験本番の日も、1年間休まずに10時間の勉強をしてきたという事実が大きな自信になって、「これだけやったんだから、これでダメならしょうがない」という気持ちになっていました。そして自分でも驚くくらい、普段の勉強をするような落ち着いた気持ちで試験に臨むことができました。
問題集や参考書に関しても、たくさんのものには手を出さず、一つのものをやり込むことにしました。ボロボロになった問題集や単語帳を肌身離さず持ち歩き、たとえば移動中とか家族で外食に行った時の待ち時間などにも読んでいました。
また、わからない問題や覚えたいことを一つのノートにまとめることで、「何がわからないのかわからない」といった不安に駆られることもなく、淡々と一つ一つわからないことを解決していくことができ確実に成長していくこともできました。
最後に
もちろん不安になる日もありました。でも続けていくことが一番自分の力になることを信じていましたし、結果そうなりました。
目標に向かって必死で頑張っている高校生の皆さんがどんな思いで今いるのか痛いほどわかります。私はこの時期になると、高校生の皆さんが無事に試験を終えられるようにと願います。子どもがいるわけでも、高校生の知り合いがいるわけでもないですが、それだけこの浪人時代の1年間が特別で濃いものになったと思っているからだと思います。
皆さんも今までやってきたことに自信を持って、頑張ってきた自分を認めてあげてくださいね。
最後に。不安で眠れないことがあるかも知れないけど目を瞑っているだけでも体力は回復すると言います!私も模試の前や試験前はあまり眠れない日もありましたが、点数が普段より悪くなったといったことはありませんでしたので安心して挑んでください!
応援しています!
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